奥山 和由

映画プロデューサー

代表作「ソナチネ」「GONIN」「226」「ハチ公物語」「その男、凶暴につき」「いつかギラギラする日」「地雷を踏んだらサヨウナラ」など。

また「うなぎ」でカンヌ国際映画祭パルムドール賞、「RAMPO」で日本アカデミー賞優秀監督賞、脚本賞、「外科室」で藤本賞など受賞多数。

映画ファウンドなどの立案による映画出資形態の改革を推進し、北野武、竹中直人、秋元康、坂東玉三郎から行定勲、藤井道人まで新人監督の発掘育成に尽力したことでも知られる。

 

プロフィール

1954 年生まれ、東京都出身。
20代後半からプロデューサーを務め、『ハチ公物語』『遠き落日』『226』などで興行収入 40億を超える大ヒットを収めた。一方、『その男、凶暴につき』で北野武、『無能の人』で竹中直人、『外科室』で坂東玉三郎など、それぞれを新人監督としてデビューさせる。『いつかギラギラする日』『GONIN』『ソナチネ』などで多くのファンを掴む他、今村昌平監督で製作した『うなぎ』では、第50回カンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞した。94年には江戸川乱歩生誕100周年記念映画『RAMPO』を初監督、98年チームオクヤマ設立後第一弾の『地雷を踏んだらサヨウナラ』は、ロングラン記録を樹立。スクリーン・インターナショナル紙の映画 100周年記念号において、日本人では唯一「世界の映画人実力者100人」のなかに選ばれる。日本アカデミー賞 優秀監督賞・優秀脚本賞、日本映画テレビプロデューサー協会賞、Genesis Award(米国)他多数受賞。18 年、自身が監督したドキュメンタリー映画『熱狂宣言』が公開。近年では更に18年『銃』(企画・製作)、19年『エリカ 38』(製作総指揮)、20年『銃 2020』(企画・製作)、20年『海辺の映画館』(エグゼクティブ・プロデューサー)21年『女たち』(制作)、23年『ランサム』(製作総指揮)に携わる。
19年には「黙示録 映画プロデューサー・奥山和由の天国と地獄」(春日太一著)が出版され話題を呼んだ。

お知らせ

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